私たちは、2012年に発足し、2014年に慶應義塾大学公認のボランティアサークルになりました。
慶應生25名(2014年度)が所属し、「環境、子ども、被災地支援」を軸に活動に取り組んでいます。
私が、アメリカに住んでいるときに痛感した、日本人とアメリカ人の、ボランティアに対する意識の違い。ある日の新聞に、金銭的な問題で手術を受けることができない、難病をもつ少女の記事が掲載された翌日には手術費用を大きく上回る募金が集まってしまう国、それがアメリカでした。
東日本大震災が起きた際も、日本のために積極的に募金活動が行われ、私の住んでいた地域だけでも多額の支援金が集まりました。
日米の大学で比較しても、ボランティアサークルの数、ボランティアに関わる人口が圧倒的に違います。私の留学先の大学でも、多くの生徒がボランティア活動に積極的に参加していました。
現代の日本は、高齢者の介護、障害のある人の自立支援、子育て支援、教育問題、農山村の過疎化、ホームレスや貧困、DVや虐待、多文化共生、自然保護、温暖化、災害…など、さまざまな課題に直面しています。
こうした問題を行政や他人だけに任せるのではなく、一人一人が積極的にアクションを起こしていくことが求められています。
「力になりたいとは思うけれど、、、」
「動機がしっかりしていないから、、、」
「駅前の募金は、なんだか気恥ずかしくて、、、」
果たしてそれでいいのでしょうか?
そう思うのなら、まずは行動を起こしてみませんか?
他人への思いやりを大切にする日本人にとって、ボランティアは決して難しいことではないはずです。
私たちと一緒に、ボランティアの大切さ、素晴らしさを発信していきましょう!
また、サークル活動を通して、大学生活を一緒に充実させましょう!
第1期 横山駿介

